9/23、モトGPの日本ラウンドが"もてぎサーキット"で行われ、優勝はカピロッシ、そしてケーシー・ストーナーが年間王者に輝きました。
でも、スポーツ紙とかでもほとんどベタ記事でしか載せないところばっかりで、ホントにモトGPって扱いが小さいですよね。
私は産経新聞を購読してますが、今日の産経のスポーツ欄は3ページもあったのに、モトGPの記事は下のほうにすんごく小さく載っていただけでした。
なんで日本人ってバイクレースに興味ないのでしょうかねえ。
私は個人的に、F1なんかよりバイクの世界選手権のほうがよっぽど面白いと思うのですが・・・
私は、F1は全く興味がないので、シューマッハの顔くらいしか分かりませんが、日本人F1ドライバーがF1で勝つ確率って0%なんでしょ。
タイヤメーカーはピレリとミシュランが独占してるんでしたっけ?
(私本当にF1のこと全然知らないので、間違ってたらすみません。)
そこいくと、バイクの世界では、日本人がいっぱい活躍してて、映像にも日本人がいっぱい映ります。
ライダーだけじゃなくて、ホンダとかヤマハの社長やチームの監督などは本当にしょっちゅう映ってますし、昨日はブリジストンを履いているドゥカティのC・ストーナーが年間チャンピオンになろうかということだったので、BSの責任者のナントカさんという日本人がやたらと映ってました。
日本人として、日本人が世界と伍して活躍しているのを見るのは誇らしいことじゃないですか。
それともうひとつ。
私はバイクのレースはコケるから4輪のレースより面白いんだと思ってます。
決して、ライダーが転倒するシーンが見たいわけじゃないんですが、そういう危険といつも隣り合わせで限界にチャレンジしているのが興奮を呼ぶのだと思います。
日本人F1ドライバーはあと何十年後にF1初優勝するのでしょうか?
絶対F1よりモトGPのほうが面白いと思うんだけどなあ。
でも、日本での人気度は天と地ほどの差があるんだよなあ。
ヨーロッパでは、F1とバイクの世界レースは互角の人気があるんですけどねえ。
不思議だなあ。
ま、いいや。
昨日行われた、もてぎでのGPは決勝日だけ実際に見に行こうと思っていたのですが、天気予報が曇りで降水確率が50%だったので・・・
結局、行くの止めちゃいました。
レースはその雨がものすごく結果に左右しました。
レース開始当初は雨が降っていて、ウェット・レースが宣言されて始まりましたが、すぐに雨はやんで、徐々に路面が乾いてくる状態。
走行数周を経たところで、一発大逆転を狙って、早めにレインタイヤからスリックタイヤに変える選手がチラホラ出始めました。
そんな中、ポイント上位陣はレインタイヤで走り続け、トップに立ったのはマルコ・メランドリ。
以下、ストーナー、ロッシと続きました。
だんだんと、ピットインする時間をロスしてでもスリックタイヤのマシンに交換するライダーが増える中 (優勝したカピロッシもその1人)、メランドリ・ストーナー・ロッシはいつまでもピットインせずにバトルを続けていました。
テレビ解説していた阿部ノリックなどは、「スリックに変えたライダーのほうが3-4秒くらい速く走れてますよ。なんでこの3人はピットインしてタイヤ変えないんだろう。あと数周で、スリックに変えたライダーに追いつかれちゃいますよ。早くピットインしないとマズいっすよ。」って言ってました。
「でも、先頭のメランドリがピットインしないから、後ろの2人もピットインできないのでしょうね。」とも。
それでもこの3人、なおもピットインしてタイヤ変えようとはしない。
レインタイヤはもうボロボロで、絶対最後までもたないのに。
そしてついに、もう今からスリックに履き替えても時すでに遅し、という状況になり、見かけ上はトップを走っているこの3人の上位入選の可能性は無くなりました。
でも、ロッシのサインボードには、「早くピットインしろ」という表示がずっと前から出てたそうです。
そのサインボードの指示どおり早めにピットインしていれば、ロッシが優勝する可能性だって十分あったろうに。
ロッシはサインボードの指示を無視し続けた。
ここで私は思うのですが、ロッシにとって今回のレースの目的は、ただ1つだけだったんじゃないかな。
つまり、ストーナーの年間総合優勝を決めさせないために、ストーナーの前の順位で走り抜けること。
(このもてぎでのストーナーのチャンピオン決定条件は、ロッシの前でゴールすることだった)
だから、ロッシにしてみれば、自分の目の前を走っているストーナーがピットインしないなら、自分もしない。
優勝する可能性が消えようとも、ストーナーと全く一緒のことをして、ぴったりとくっついていって、最後に抜き去ってやる。
そうやって、ストーナーの年間チャンピオンを阻んでやる。
そんなロッシの意地があったのではないでしょうか。
ですが、ついにストーナーもピットインを決断する時がやってきました。
しかし、そこでなんと、ストーナーと同じタイミングでピットインしようと決めていたであろうロッシがピットインできませんでした。
ピットに入ってゆくストーナーをぼうぜんと横目で見ながら、レインタイヤでもう一周せねばならなくなったロッシ。
ここでロッシの勝ち目はなくなってしまいました。
次の周であわててピットインしたロッシでしたが、その後マシンの調子が悪いともう一度ピットインし、さらにはカーブを曲がりきれずにオーバーラン。
もう万事休すでした。
結果は、早めにスリックに変えたライダーたちが上位を独占し、優勝はカピロッシ。
そして、ロッシの前でゴールしたストーナーが年間チャンピオンをものにしました。
いやはや、スゴいレースでした。
そしてロッシの意地が伝わってきました。
やっぱりもてぎに見に行けばよかった。
バイクの世界選手権の最高峰クラスで、日本のメーカー以外に乗っているライダーがチャンピオンになるのはなんと33年ぶりだそうです。
でもそのかわり、日本のタイヤメーカーであるブリジストンがミシュランを破りました。
そういえば、今回のレースでミシュラン勢の劣勢が目立ちました。
9位のヘイデンがミシュラン勢の最高で、あとは軒並み下のほうの順位です。
いまやタイヤメーカーも、BSがミシュランに対して完全に優位に立ったと言えるのではないでしょうか。
2007年09月24日
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